プロフィール

はじめまして。Happy Style128ファッションコーデ研究人の原 宏実です。

 

幼い頃のわたしは「アルプスの少女ハイジ」のアニメが大好きな女の子でした。

乾草のベッドってどんなだろう♪どんな匂いがするのかな♪

ハイジのマネをしてブランコに乗ったり、スキップしたりと、無邪気な女の子だったのを覚えています。

 

一方で、一人娘として育った私は、親の望むままに進学、銀行に就職。

いつしかハイジは消えて、親の期待に応えることが当たり前の、とは言え、満たされない思いを心の奥でなんとなくいつも感じている

「自分がない」クララに変わっていきました。

 

レールを敷きたがる親や超厳しい規則を強いる中・高校の先生方との関係が、鳥かごにいるほうが安全で幸せだというロッテンマイヤーさんや車椅子に頼るクララの姿と重なります。

 

そんな消え入りそうな私の心に灯りをともしてくれたのが、唯一ファッションであり祖母の存在でした。

 

当時80歳になろうかという祖母はハイカラな人でした。

大人サイズが着られるようになった私を、名古屋、栄の百貨店に連れていってくれて、洋服を見たいだけ見させてくれて、好きなものを選ばせてくれて、どんなに時間がかかっても文句一つ言わず決めるまでいつも優しく待っていてくれました。

 

あるとき、祖母の家に向かう途中でお気に入りのスカートを引っかけてしまい大きな穴が開いてしまいました。

直せないほどの穴だと思った私は、落胆な気持ちと意味なく湧き上がる怒り。やり場のない感情を祖母にぶつけてしまいました。

すると祖母は、いつものように優しく微笑んで「宏実、大丈夫よ。直してあげるからね。」と針と糸を出してきて直しはじめたのです。

 

「いくら縫物の得意なおばあちゃんでも、どうせ、継ぎはぎだらけでカッコ悪くて履けっこない」とふてくされていた私でしたが、直し終わったスカートを見て驚きました。どこを直したのか分からないほど元通り、きれいなスカートになっていたのですから。

 

 

そのとき

「洋服を大切にする人は、人も大切にできる人よ。」

 

 

祖母から聞いたこの言葉が、中学生の私の心に衝撃を与えました。

ひと針ひと針、祖母が真心をこめてよみがえらせてくれたスカートが愛おしく思え、「このスカートをどう着たら、私がもっともっと輝けるだろう♪」スカート一着から何通りも着回しを考えては着てを繰り返すようになり、それが楽しくて楽しくて、もう夢中でした。それと同時に、今、私が丸ごと自分を表現するファッションと呼んでいる「服はジブン」への探究が始まり、知人からコーディネートのアドバイスを求められるようになりました。

 

生まれ持った”あるがままのジブン=真我”を見つけてファッションで表現すると、心(真我)にカチャン!とハマるドンピシャな瞬間がある。それがなんとも気持ちがいいのです。そして、しっくりくるファッションを身に纏った鏡に映るジブンに間髪入れずにYes!と言っている輝く自分がいるのです。言葉で表すのが難しいですが、”全細胞からの自分が納得してくれている”という感じに近いです。

 

小5でファッションに開眼しトライアル&エラーを繰り返して、20代前半にはそのことを実感していました。その経験が、現在のスタイリストとして、お客様のトレーニングの際、価値を上げる服をキャッチすることや、自分固有の世界観を創り出す(スタイルを持つ)ことに大いに役立っています。

 

あるがままの魅力=真我に、その魅力が本当に活かされる最適なあか抜けポジションの装いは、自分だけでなく周囲にも気持ちよさがメッセージとしてごく自然に伝達されます。

だから必死になって、周囲からの評価や誰かに納得してもらうために服を着ることをしなくても、自ずと輝くのです。

 

一番たいせつなのは

自分自身(真我)を納得させるために服を着せることなのです。

 

こんなにも気持ちよくて楽しいことを多くの人に伝えたいと思ったときに、個人の人を対象としたパーソナルスタイリストの存在を知ったのですが、当時はパーソナルスタイリスト養成をしている所がほとんどなかったため、そのとき主流だったパーソナルカラーなどの診断をしてショッピング同行でスタイリングする人になるのが最善と思い決意。

 

資格を取得後、2012年にサロンを開業しました。

1ヶ月後からご予約が入り、アメリカからもお客さまが来てくださり、毎日が目まぐるしくも、充実していました。

 

ですが、カラー診断をすればすれるほど、骨格診断をすればするほど、矛盾が生じて、こじつけることが窮屈で、息苦しくて、、、本来自由で楽しいはずのファッションが枠組みにはめればはめるほど楽しくなくなり、気付けばガリガリに痩せ細り、体調にも異変が起きてしまいました。

 

 ある時、その息苦しさと同じ思いが、ふいと浮上してきたのです。

 

幼稚園の年少組で4歳のときにお日さまを描いたときのこと。

お日さまってどんな色だっけ?と空を見上げると「白っぽい黄色」に見えた私は、見た通りに黄色いクレヨンで画用紙の白をあえて残すように自分なりに工夫して描きました。周りはみんな赤いお日さまを描いていたのですが、私は黄色のこの色でいいや!と、みんなと違うところがむしろお気に入りでワクワクしながら先生に見せにいきました。

 

ところが、「お日様は赤だから、赤に塗りなおして」と言われてショックと困惑、、、母や先生の言うことをきちんと聞く4歳のイイ子ちゃんの私には先生に逆らうことも出来ず、心の奥底では納得いかないまま、赤に直すことに、、、

 

「みんなが合っていて自分だけが間違っていたんだ…」と自分が急に恥ずかしくなり、「早くこの黄色を消さなきゃ」と赤いクレヨンを力いっぱい塗りました。ところが、黄色のお日さまの上に赤をいくら塗っても、みんなが描く、先生が求める赤にはならなくて、オレンジか朱赤なのです。そのうち目は熱くかすみ涙がにじみかけましたが、「泣く子はダメな子、泣かない子はイイ子」と母から言い聞かされていたため、誰にも気づかれまいと泣きたいのをグッとこらえました。

 

そしてしかたなく朱赤のお日さまの絵を先生に見せに行くと「あー、、、赤にならなかったね」と。

とうとう、先生が言う正しい合格はもらえませんでした。この体験以降「もう二度と、こんなふうに傷つきたくない」という思いが離れなくなり、どう描いたら合格がもらえるのかを考えてしまい、絵が描けなくなってしまうほど、文章が書けなくなってしまうほど、自分の意見を言えなくなってしまうほど、本当につらく悲しいものでした。

 

そして、この出来事と診断をしている光景とが、立場が真逆になった状態でピタリと重なったのです。

 

「あなたはワインレッドが似合って、朱赤は似合わない。」とお客様にお伝えしている<私が幼稚園の先生>、<お客様が4歳の私>でした。息苦しさの原因が自分を押し込めて生きていた小さい頃の「~ねばならない」の世界と同じだったことに気づけたのです。

 

 

【私(診断する側)…→診断結果というエネルギー(元気)…→お客さま】

この図、一見なんの問題もないように思いますよね。

 

では、診断後のお客さまを見ていくとどうでしょう。

 

【お客さまは→…診断結果=私(診断する側)】

に従い、服選びをすることになります。

 

つまり、

・お客さま側から見れば、<診断結果や私(診断する側)に合わせていく>

・私や診断結果側から見れば、<お客さまを従わせている>

そんな捉え方もできるのです。

 

物事は陰陽のバランスがとれていないと、不協和を引き起こします。

 

この二つとも、

お客さまが、○○に合わせなければいけないし、お客さまは、○○に従わなければいけない。

という他人軸の生き方になりがちなんです。

 

 

・診断する側が「~ねばならない」で、他人に従わせることは、その人の人生にレールを敷くことになる(その人からエネルギーを奪う)

 

・診断を受ける側が「~ねばならない」で他人に従うということ(依存)は、自分を生きていないことになる(エネルギーを奪われている)

 

診断迷子の方が心身ともに疲弊したり、他人任せになって自分を見失ったりするのもこのためだったと気づいたのです。

 

本来ならこちらがエネルギーを与える立場が望ましいわけなのに、これでは、本末転倒。

 

自分の辛かった経験を人にもさせてしまっていたのではないか。

良かれと思ってしていたアドバイスの”一言”が人様の人生をも左右してしまったかもしれない。

 

本質を知らなかったとは言え、自分が我のかたまりのような気がしてきて、ものすごくショックでした、、、

ドンピシャの「あか抜けポジション」に到達するには、顔立ち、体型、肌の色に合うなどといった5%の目に見える個性にアプローチする小手先テクニックでは不十分だと気づきました。「ファッション本来の楽しさをお伝えするために何とか改善しないと!」という想いにすぐさま駆られ、パーソナルスタイリストの真(深)の在り方、それ以外の分野の探究がはじまり、潜在意識に興味を持ったのもこの頃でした。

 

診断理論は有益ではありますが、取り扱いに十分注意して敏感になる必要があります。

インプットのステージ判断を誤ると人を縛って依存させてしまう。

「自分固有の世界観をファッションで創り上げる」というスタイルを持つという自立がいかに重要なファッションやあり方の基盤であるかを改めて確認することができました。その経験があったからこそ、理論を踏まえつつ「診断に依存しないファッション上達法」という型はめ路線から型やぶり路線へお客様にとって優しい切り口でサポートする手法を生み出せたのです。遠回りしましたが そういう意味でどちらも本当に貴重な体験だったのです。

 

 

ファッションは「キュンときた服を着たいように着る」を採用すると、本当に楽しくなります。

お日さまは赤じゃないといけないなんて言いません。朱赤だっていいいし、黄色だっていい。

ファッションの基本のキが身に付いたところでは、お客さまのフィーリングで選択されたアイテムを尊重し、どうしたら極上のスタイリングになるかを頭で感じ、心で考えるファション力向上を促していきます。

あの時の私のように誰かの正か否で30年、20年、10年…と身動きが取れなくなって、ジブンを傷つけて大切な人生の時間が流れてしまう方がもうこれ以上出てほしくないから。

 

 

その一心で現在まで、多くの診断迷子さんとともに徹底的に取り組み、診断の縛り(すり込み)を解きつつ、自立も促してきました。この時に試行錯誤しながら取り組んだことが、「自分にとってぴったりな服装」=「オンリーワコーディネート」として提供しているものなのです。実践重視に移行した頃から、お客様のファッション上達のスピードが格段に上がりました。自分全開ファッションを身に纏い、診断のすり込み、古い固定観念から解放するという重りを取り外したとき、人生の流れが変わる方が出はじめたのです。

 

本当に多くのお客様に助けられ、支えられ、共感していただけたおかげで、ここまで続けてこられました。

 

私が生かされた中で、服もジブンも大切にして、自分全開を創造することを助け、支え、励ましたいと、心から願っています。
自分に自信がない、ファッションの知識がない、センスがない、そんなことにとらわれる必要は、いっさいありません。

 

 

あなたのクローゼットと生まれ持つ個性に向き合う中で、ファッション(在り方)の方向性を確認し

あなたにしっくりくるアイテムを迎え入れ、

あなたがその服を無理せず着こなすことができる

「垢抜けポジション」をコーディネートで一緒に見つけていき、

 

あなたのセンス(真我)が育つことで、

あなた自身の内面からも自信があふれ、

生き生きとした光が増し、

 

あなたの仕事、パートナー、人間関係をよりよく改善し、

あなたの人生をより向上させていく、そんな取り組みをしています。

 

服装のために取り組んだら

自分にワクワクする心が生まれ、周りからも喜ばれて輝く自分になっていた!

 

そんなふうに感じていただくことを目指しています。

 

  

私たちは、自分に与えられた才能・個性を生かして幸せになるために生まれてきました。それをファッションというフィルターにかけると、「自分を丸ごと表現したファッションを身にまとって幸せに生きる」ということになります。そしてそれは、他の誰も真似できない、自分ならではのスタイル(価値)の創造です。

 

そして最も大切なのは、

エゴ(自我・我欲)に服を着せるのではなく、

真我に服を着せ(ぴったりな服装)、自我を調和させていくこと。

 

 

私の35年以上全てのファッション経験が、あなたがあなたらしさ全開のファッションで輝いて生きる未来を創っていくお役に立てたら嬉しいです。

 

 

 

2021年8月現在、開業8周年。宣伝一切なしにも関わらず開業一ヶ月目からのご予約、海外(アメリカ)からもお申込みを頂き今日に至る。

・すべて個人スタイリング(ワードローブ厳選・ショッピング同行・コーディネートレッスン)延べ800名以上


【受講者さん実績】
・パーソナルカラー・骨格診断結果が腑に落ちず自分が分からなくなるほど悩むこと10年。ファッション・メイクの練習後、生徒さんが増え、4ヶ月後TV・ラジオに出演、2年後CDデビューを果たす <40代 ヨガ講師 門田 梨江さん>

 

・街で見知らぬマダムから「あなたとそのスカートとても素敵だわ~。あんまり素敵だからついてきちゃった。」購入されたスカートが豊かさをもたらす! その後メイクセラピストとして始動。  <大阪府在住40代 メイクセラピスト池田ながみさん>

 

・短期集中コース終了後、「ファッション上手な人」と褒められること多数。やりたいことが見つかりホロソフィー施術士として始動。<Kさん>

 

・メイクレッスン受講後6ヶ月で理想のパートナーとゴールイン <20代~40代、複数> 

 

・買い物が苦手、コーディネートに悩む日々の主婦が「ベーシックコース」後、ビジネスの話が舞い込み、軌道に乗り一人ではこなせないくらいになり、野球でエースの息子さんのチームがどんどん勝ち進むなど、人生好転!<40代 Mさん>

 

・自分の個性に気づけ歩む道が定まり、8ヶ月後にホームサロンをオープン <20代 リフレクソロジスト>

 

・複数レッスン受講後、やりたいと思っていたタイミングに望み通りのお仕事のご縁があり、気の合う人たちに囲まれた環境で充実した毎日を送る <40代 Kさん>

 

・装いを整え自信がついたことで式典でのスピーチも堂々と果せ、文部科学大臣賞をも受賞し人生が好転 <50代 書道講師>

 

 

アロマサロン経営

パソコンスクール経営

美容室経営

リフレクソロジーサロン経営

ヨガインストラクター

ウォーキングインストラクター

ライフオーガナイザー

カラーセラピスト

ネイリスト

フラワーデザイナー・フラワー講師

マクロビオティック講師

書家、書道講師

アニメーター

歌い手

ハープ奏者

パティシエ

システムエンジニア

管理栄養士・食生活個別サポーター

作業療法士

保健師

医師

大学講師

大学研究助手

教員、保育士

キャリアカウンセラー

薬剤師、看護師

メーカー管理職

公務員、会社員

主婦

学生(高校生・大学生) 、、、

 

これまで10代~60歳代と幅広い年齢層のいろいろな立場の方々のサポートに関らせていただき、皆さまのご活躍を応援させていただいています。

 

 

2011年 「HAPPY SPIRAL」顔分析メイクインストラクター ディプロマ取得
2014年 東京にてファッションテイスト7分類法習得
2015年 大阪「Bloom&Riches」パーソナルスタイリスト 養成コース終了
2017年 潜在意識マインドコンサルタント ディプロマ取得

2018年 一般社団法人日本顔タイプ診断Ⓡ アドバイザー1級取得

 

 

メイク講座@岐阜

・わたしの骨格に合う「美人眉」をマスターしよう!

ファッションテイスト講座

・あると便利!おしゃれを格上げしてくれる私に合う鉄板アクセサリー

美人眉メイク講座@金沢